みなさんこんにちは!就労移行支援事業所TODAYスタッフです。
お天気が不安定で体調を崩しやすいと思いますので、お身体にお気をつけてお過ごしくだ
さい。
さて、本日もJSTについてお話していきます。今回のテーマは「相手にして欲しいことを
伝える」です。最近は利用者様が部下の視点で考えることが多かったですが、本日は上司
の視点になって考えていきました。
場面設定としては、「部下が業務の終了報告をしてきていない時、上司はどのような対応
をすれば良いのか」です。
まずは不愉快な対応と好印象な対応をシェアしていきました。
不愉快な対応では、強い口調で「なんでやっていないの、やっておいてと言ったよね」と
言う、「ちゃんと報告してください」と命令口調で指導する、といった意見が挙がりまし
た。
好印象な対応では、柔らかい口調で「終了報告がないけれどこの業務の進捗状況はどう
?」と質問する、「終了報告はこちらが状況を把握するために必要だから、やってもらえ
ると助かるよ」と報告する必要性を伝える、「忘れないようにするにはどうしたらいいか
な?」とまた同じミスをしないための解決策を考える、という意見が出ました。
一つひとつの意見に対し、こう言われたら部下や周りの人はこう感じるよねといった部分
まで考えました。
次に、同じ場面設定でロールプレイを行いました。利用者様が上司役、職員が部下役とな
り、みんなでシェアした意見を基に、上司として部下にどのように伝えるのかを実践しま
した。
利用者様によって声や表情の作り方が違ったり、言葉の紡ぎ方も違ったりします。そのた
め、多種多様な上司像ができあがり、どの方も部下に寄り添った対応ができていました
。「ここからが大事な話なんだけどね」と指導にメリハリをつけたり、「私も同じミスを
したことがあるんだよね」と共感したり、方言で話して威圧感を減らしたりするなど、個
性あふれる工夫をしていて面白かったです。
ある利用者様が、上司と部下の関係性は矢印が上から下(↓)ではなく、並行(⇔)であ
るのが理想だとおっしゃっていました。威圧感を与え上から命令をするのではなく、目線
を合わせて寄り添うことが大切ですね。
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