こんにちは、就労移行支援事業所TODAYのスタッフです。 支援サービスの選択で迷っている方に、それぞれの特徴や併用可能性について解説します。就労継続支援と就労移行支援は、サポート内容や対象が異なるため、自分の目的に合ったものを選ぶことが大切です。また、一部では併用も可能なケースもあるため、自分に合った通所の形を考えていきましょう。
1. 就労移行支援の特徴
- 目的: 一般企業への就職を目指すための支援
- 対象: 就労に向けたスキルや準備が必要な方(例:働きたい意欲があるが経験やスキルが不足している方)
- 内容: 自己理解のサポート、職業訓練、面接対策、就職活動の支援など
- 期間: 最長2年間(原則)
2. 就労継続支援の特徴
- 目的: 一般企業での就労が難しい方が、安定して働ける場を提供
- 対象: 一般企業での就労が困難な方や障害などで働くペースを調整したい方
- 内容: 作業訓練、業務スキルの向上、職業生活の安定化サポートなど
- 種類: 就労継続支援には「A型(雇用型)」と「B型(非雇用型)」があり、A型は事業所と雇用契約を結び、B型は契約を結ばずに就労訓練を行います。
どちらに通所すべきか?
- 一般企業への就職を強く目指している方:
- 就労移行支援が適しています。自己理解、職場環境への適応スキルを養い、短期間で就職を目指せるサポートが揃っています。
- 長期的に働ける環境が必要な方:
- 就労継続支援が向いています。一般就労が難しい場合でも、無理なく自分のペースで働く場所とサポートを得られる環境が整っています。
併用はできる?
原則として、就労移行支援と就労継続支援の併用は難しいですが、利用のタイミングや地域によっては一部調整ができる場合もあります。たとえば、就労移行支援の後に、就労継続支援へ移行するケースや、就労継続支援B型からA型、さらに一般就労を目指す流れもありますので、支援者と一緒に相談しながら選択すると良いでしょう。