こんにちは、就労移行支援事業所TODAYのスタッフです。
人生の中で、心や体が不調になったり、予期せぬトラブルに見舞われることがあります。そんな**「いざという時」に備えて、TODAYではクライシスプラン**を一緒に作成しています。
クライシスプランとは、自分自身が危機的状況に陥ったときにどう対処するかを事前に考え、準備するためのプランです。これにより、状況が悪化する前に適切な行動を取れるようになります。
クライシスプランの目的
- 自分の危機サインに気づく
- 心身の不調の前兆(イライラ、眠れない、不安感など)を早期に把握し、対策を講じます。
- サポートを求める方法を決めておく
- 誰に・どのように助けを求めるかをあらかじめ明確にします。(家族、友人、医療機関、TODAYのスタッフなど)
- リスクを軽減する行動を事前に計画
- 危機が起きた際の対応手順や回避方法を整理し、冷静に対応できるようにします。
クライシスプランの具体的な内容
1. 自分の危機サインを把握する
- 例:「いつもより疲れやすい」「やる気が出ない」「眠れなくなる」など、自分特有のサインを書き出します。
2. サポート先リストの作成
- 緊急連絡先(家族・医療機関・カウンセラー)や、支援を求める相手(TODAYのスタッフや友人)をリスト化します。
3. 使える対処法のまとめ
- 例:深呼吸やストレッチ、散歩などの気分転換方法。事前に試してみて効果のあった方法を書き留めます。
4. 危機の回避手順の決定
- 不調が悪化したときに、休養を取るための連絡手順や、病院受診の準備方法を具体的に決めます。
5. 「回復に向けたプラン」も用意
- 状況が改善し始めたときに、無理なく生活リズムを取り戻すためのステップ(通所再開のタイミングなど)を計画します。
クライシスプランがもたらす安心感
クライシスプランを作成することで、利用者様は「危機が来ても準備ができている」という安心感を持てるようになります。これにより、不安やストレスが軽減し、日常生活や就労準備にも前向きに取り組むことができます。
一緒に安心の未来をつくりましょう
TODAYでは、利用者様一人ひとりの状況に合わせたクライシスプラン作成をサポートしています。**「何かあっても大丈夫」**という自信を持てるよう、一緒に取り組んでいきましょう。