こんにちは、就労移行支援事業所TODAYのスタッフの方。ストレスと有効力感について、少しご説明をさせて頂きます。ここでは、さらに具体的な視点でこの２つの概念について少しさせていただきます。
1. ストレス
ストレスは主に「良いストレス（ユーストレス）」と「悪いストレス（ディストレス）」に分けられます。良いストレスは目標達成への努力や成長を超えるもので、例えば新しい仕事や挑戦がある場合に感じるものです。一方、悪いストレスは、精神的に疲労の負担、疲労や不安を考えたものです。自己有効力感が高い人は、この良いストレスを上手に活用して、悪いストレスを緩和しやすいです。
2. 自己有効力感の4つの源
心理学者アルバート・バンデューラの理論では、自己有効力感は次の4つの取り組みによって高められるとされています。
- 成功体験：過去の成功が自己有効力感を強化します。逆に、失敗経験が自己有効力感を弱める可能性もあります。
- 経験: 誰かが成功する姿を見たり、共感できる人が成功する姿を見ることで、自分にもできるという感覚がわかります。
- 言語的決断:周囲の人からの励ましや応援の言葉が、自信を高めます。
- 自分のリラックスした状態: ストレスや不安が低いほど、自分の能力を信じやすくなります。状態やポジティブな感情が有効な自己感を高めます。
3. 実際の生活での応用
自己有効力感を高めるためには、日常生活で具体的なアクション的なことが効果的です。例えば、目標を立て、それを達成する過程を念頭に置いて、少しずつ成功体験を意識することで、自己有効力また、自己力感が低いと感じたところで、信頼できる人からのサポートやアドバイスを受けることで改善することが期待されます。
このように、自己有効力感を意識的に高めることで、ストレスの対処能力も向上します。
