こんにちは。就労移行支援事業所TODAYのスタッフです。 就労移行支援サービスをご検討中の皆さまに向けて、今回は「転職支援」と「リワーク支援」の違いについて分かりやすくご紹介します。
同じ「移行支援」という言葉でも、実は目的や内容に違いがあります。「自分にはどちらが合っているのか?」を考える際の参考になれば幸いです。
◆ 就労移行支援とは?
まず前提として、「就労移行支援」とは、障害やメンタル不調のある方が一般就労(企業などでの仕事)を目指すためのサポートを行う福祉サービスです。
対象は18歳〜65歳未満で、一般企業への就職や復職を目指す方。利用には自治体の受給者証が必要になります。
◆ 「転職支援」とは?
● 一度も就職していない方や、現在無職の方が対象
転職支援は、これから就職を目指す方に向けた支援です。たとえば、以下のような方が対象になります。
- 学校を卒業してから働いたことがない方
- 過去に働いていたが、今は無職の方
- 働きたい気持ちはあるが、ブランクが長くて不安な方
- キャリアチェンジを検討しているが職業適性含めてどうしたら良いか解らない方
- 1人ではどうしたら良いか不安な方
- 障害を開示して働くか開示しないで働くか悩んでいる方
● サービス内容
- ビジネスマナーやPCスキルなどの基礎訓練
- 自己理解・職業適性の整理
- 就職活動のサポート(履歴書の書き方、面接練習など)
- 職場体験や実習先の紹介
- メンタルカウンセリングやキャリアカウンセリング
● 目指すゴール
一般企業への「就職」です。利用期間内(最長2年)に就職を目指して支援が行われます。
◆ 「リワーク支援」とは?
● 休職中・離職中の会社員など「復職」を目指す方向け
リワーク支援は、一度は就職・就業したものの、うつ病などで休職・退職した方が、再び働くことを目指すための支援です。
たとえば…
- 現在、適応障害やうつ病などで会社を休職中の方
- 現在休職中ですが、職場に復帰したい方
- 復職に向けた生活リズムの立て直しや体調管理が必要な方
- 職場に復帰したいがまた同じことを繰り返すのではないかと不安な方
- 漠然とエネルギーレベルやモチベーションが上がって来ない方
● サービス内容
- 認知行動療法・ストレスマネジメント・睡眠
- 生活リズムの安定支援
- 復職シュミレーション(模擬出勤など)
- 主治医・産業医・会社との連携支援
- 自己理解・セルフマネジメント
● 目指すゴール
「元の職場への復職」や「再就職」。病気の再発を防ぎながら、無理なく働き続けられる力をつけることが目的です。
◆ 転職支援とリワーク支援、どちらを選べばいい?
迷ったときのポイントは次の通りです。
状況 | おすすめの支援 |
---|---|
初めての就職を目指したい | 転職支援(一般的な就労移行支援) |
一度就職したが、今は無職 | 転職支援またはリワーク(要相談) |
現在休職中で復職したい | リワーク支援(TODAYリワーク支援) |
再発なく長く働き続けたい | リワーク支援がおすすめ(TODAYのリワーク支援) |
◆ まとめ:あなたに合った支援を選びましょう
就労移行支援には「転職支援」と「リワーク支援」があり、それぞれ目的や支援内容が異なります。
どちらが自分に合っているか分からない場合は、まずは無料相談や見学をご利用ください。
私たちは、あなたが**「働きたい」という気持ちを一歩ずつ形にしていけるよう**、全力でサポートします。