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2019.11.25.(月)
» 面接や通常業務中に活用できるSSTトレーニング(TODAY三鷹)

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TODAYは就労する前の準備機関なので、SSTでも就職後に起こりそうな状況や就職活動に関連するス

キルを練習して頂くことが多くなります。

本日行った練習のうち、2つをご紹介させて頂きます。
・面接で聞かれた質問に応える
・実習で疲労を感じたときに休憩の依頼をする

「面接で聞かれた質問に応える」

以前のプログにも書きましたが、面接練習はできるだけたくさん行っていくことが効果的だと思います。

皆さんもご経験があるかもしれませんが、書面にいくら書き出しても、実際に言葉に出すと思った通

りにできない事が多いからです。

何度も練習が必要な面接練習として、SSTを活用してみるのも1つの手だと思います。

今回の面接での質問は「会社に何かが配慮してほしいことはありますか?」というもので、練習者さ

んが希望されて挑戦することになりました。

最初は「自分は他の人よりも作業スピードが遅いことが欠点だと考えています。その点を理解してお

いていただきたいと思います。」と応答されていた練習者さんでしたが、皆さんから出た色々なご意

見を吟味され、ただ欠点を理解してほしいということだけではなく、「作業工程が長いものよりも、

少ない業務を割り当ててもらえると助かる」ことを配慮事項として加えられるという案を採用されま

した。

作業工程が多い業務だと、時間がかかり、その分遅れを取ってしまう可能性が高くなってしまうた

め、少ない工程で完結する仕事だと確実に行えるということでした。

ロールプレイでは、「作業スピードが他の人に比べて遅いことが欠点だと考えています。

作業工程が長いものよりも短く終わるものを担当させて頂けると助かります」と伝えられました。

練習者さんはロールプレイを通して、配慮事項とは何か、本当に企業に知っておいてほし

いこと、お願いしておきたいことは何かを考えるきっかけにもなられたようです。

準備していた配慮事項についての質問の答えをより具体的に練り直すことに繋がった練習となられた

ようでした。

特に診断名や特性を開示されて働かれる場合、企業は面接に来る人が「何ができて何が難しそうか」

を知りたいと考えていることが多いように思います。それに答えられる準備をしていくと、何でもで

きます!と答えるよりも、「自己理解がしっかりできている方だな」というよりよい評価につながっ

ていく場合が多いのではないでしょうか。

「実習で疲労を感じたときに休憩の依頼をする」

2番目に行った、実習で疲労があり休憩を取りたいと担当者に依頼をするという練習はこれまで行っ

た複数の実習先で休憩を申し出ることができなかった為、心身共に疲労を溜めてしまい辛かったとい

うご経験があった方の希望で行いました。

せっかく実習に来ているのだから、できるところを見せたい、頑張りを評価してほしい、という意欲

から結局頑張ってしまったということでした。頑張れたのであればそれはそれでよいのではないかと

も思ったのですが、ご本人曰く、業務量を相談したり、疲労感を報告したりするだけでなく、休憩が

欲しいことを伝えたかった、とのことでしたので、練習して頂くこととなりました。

「作業効率が悪くなってきたので、5分くらい休憩を頂いてもよろしいでしょうか」と発信すること

ができました。本日はこうした具合で依頼する練習をして頂きましたが、練習者さんの頭の中では休

憩は取りたいものの、「このくらいの業務量で休憩が必要な人だと思われたくない」、「疲労がある

ということを伝えるのはみっともないことだ」という考えが強くおありのようでした。そうした時は

このような考えの方にも注目をしていって、考えのレパートリーを増やしていくやり方もあるかと思

います。

SSTを通して、考えや行動について見なさんが新しい発見をして頂いたり、スキルを身に着けて頂け

るよう今後も取り組んで参れたらと思います。