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2019.08.19.Mon
» 誰にでも簡単にできるSSTトレーニング

ビジネスマナー

本日の練習は個別課題を行いました。その中で今日は「苦手な方に対して仕事

で必要な依頼をする」スキルの練習をご紹介します。

場面は以前の職場で実際にいらっしゃった、いつもイライラ、カリカリと怒っ

ているように見える上司に対して報告書を提出し、印鑑を期限内にもらうとい

うものです。こちらを練習する事によって、ご自分が苦手と感じる方にもネガ

ティブな感情を出さずに話が出来るようになりたいというご希望です。

ご参加者様の以前の上司は、いつも何を言っても怒鳴られてしまうような方

で、当時の職場の中でも手に負えないので周りも困られていたとのことです。

気持ちの上ではわざわざそのような方に自分から話しかけに行かれたくないの

ではないですよね。

ですが、仕事では業務の流れでどうしても苦手な方に話しかけなくてはいけな

い場面も少なからずあります。

今回の場面では何でも怒りを表す上司だったという事で、報告書の確認を依頼

しに苦手に感じる上司の下へ行った所「今忙しい」「もっと空気を呼んで来

い!」と断られてしまった場合を想定して練習を行いました。

1回目の練習でのご参加者さんは怖い上司に断られたあと、「何時くらいでし

たらお時間がよろしいでしょうか」「いつ頃がご都合がよろしいでしょうか」

と礼儀正しく伝えられていました。また、気にされていた感情の表現について

も相手の怒りに乗ることなく、冷静に落ち着いて応えられていました。この点

はほかのご参加者さんからもお褒めの言葉を多くもらわれていました。

こうした伝え方も相手の状況を気遣った丁寧な伝え方です。

 

しかし、この方の場合、相手は誰もが怖いと感じるイライラを出される方。ご

都合をお伺いしても何度も断られる事もあったといいますから、その度に何度

も報告書を確認して頂くように足を運ばなくてはなりませんし、その度に怒鳴

られていてはストレスが溜まります。

そこで、改善のフィードバックで出た意見を参考に、2回目の練習では、「○○

さん、失礼します。~~の報告書が出来ましたのでお手すきの際にご確認と印鑑

をお願い致します。

こちらにおいておきますのでまた改めて参ります。よろしくお願い致しま

す。」とご自分の用件を端的に「お願いします」という言い方で言い切ってま

とめ、その場を早めに去る、という方法を練習されました。こうする事で相手

のところに行く回数が、用件を伝えに足を運ぶのに1回、印鑑を押してもらっ

た後に1回の合計2回で相手のところへ足を運ぶ回数が減り、理不尽に怒鳴られ

る回数も減る、という具合になる、という伝え方です。

最初の伝え方もとても丁寧で印象はよいのですが、早くその場を離れたいとき

などは、相手のご都合をお伺いして「YES」か「NO」かの選択肢を提示する

よりは、自分の伝えたい事を明確に伝えて手短に会話を終わらせるというのも

スキルです。皆さんもふとした場面で困られる状況が日常生活でもあるかもし

れませんが、こうした小さな工夫を考えていくと、ストレスフルな生活や困っ

た状況をより軽減できるかもしれません。