今回で、CBT ターン2の講義が終了しました。
途中参加の方々はワークの仕上がりにイマイチしっくりこなかったようなのですが、来週か
らまた始めから講義がスタートします。
この方々には理論をしっかりと理解していただきながら、ワークに取り組んでいただければ
と思っています。
また、2 ターンを経験した方々は新しいテキストでの CBT に取り組んでいただくという流れ
になっています。
どちらも今回終了の CBT を一緒にやり抜いてきた仲間同士で、新たな出発のなるので、グ
ループの和もさらに育っていけることも期待しています。
ところで今回の内容ですが、総振り返りとしまして、アンケート用紙の記入から始めまし
た。
これはアンケートの項目に沿って記入していくことで、理論とワークを体験した時の感覚を
含めて思い出して、ご自分のたどってきた軌跡を再確認していただくためのアンケートで
す。
以下は、質問とその回答の例です。
質問項目1.受け終わって、CBT とはどんなものだと思いましたか?
回答:
◎学ぶ(知り・理解する)ことにより思考に変化が生じる
◎自他について状況についてより理解をして行動する。その行動をしたことで考えを変える。
◎理論やワークで自分の思考のパターンを知り、良いものに変えていく。
◎自分の思考・認識の間違いを理解し修正して、社会人としてのコミュニケーション能力を
向上するもの
◎途中参加なので、むつかしいもの
質問項目2.理論やワークのどんなところに興味や関心を感じましたか?
回答:
◎悩んでいるところを 5 つに分けるところ
◎グループシェアで意見をお互いに発表し合うことで客観的に見れることが良いと思った。
◎6 カラム・7 カラムをすることで考え方を変えれると思ったこと
◎認知のゆがみで自分の思考パターンに気づいたこと
◎「6・7カラム・認知のゆがみ」で認識力の向上、認知の修正、理解、指摘になった。
質問項目 3.日常での問題の解決の糸口は見つかりましたか?そして生きづらさは
どのように緩和されましたか?
回答:
◎まだ見つからないが CBT でいくらか楽になった。
◎ある程度、気持ちが前向きになり進むことができるようになった。
質問項目 4.講義を受け終わってからと受ける前ではご自分がどのように変化したと感じますか?
回答:
◎ストレスという意味を自覚した。
◎まだ一度だけの受講だが、具体的な分析で偏った考えを見つめ直したり気づきがあってい
い機会だった。
◎ちょっとだけ物事のとらえ方がわかった気がした。
◎いくつか別々の部分で少し前向きになれたことで精神的に余裕を持てるようになった。
◎前向きになった。あまり我慢せず必要なことは言える人に言えるようになった。
◎以前のマイナス思考の自分から見て、人が変わったように感じる。
ほんの一部のご紹介ですが、以上のようなお答えをいただきました。
これらの回答をいただいて、私はとてもうれしかったのですが、それはどの方も自
分の言葉で、その人の世界観が醸し出された回答をされたいたことです。とても開放的で自
由な感じを受けました。
たとえ理論の理解があいまいでも、ワークのやり方が少々間違っていても、この講義が受講
していただいた方々の心に何がしかの影響が生じていること、それがいい感じなものである
こと。このことに喜びと共に感謝いたします。
皆さん真摯に受講していただきありがとうございました。また次のプログラムも一緒に悩ん
で、笑ってドンドン軽くなっていきましょう。