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2019.12.09.(月)
» 誰にでもできる認知行動療法(TODAY吉祥寺)

写真⑥

今回は 6 カラムの続き、適応的思考の項目に取り掛かっていただきました。

受講 2 回目の方などはすでにいくつかの新しい思考を考えていらっしゃいましたが、今回は「いろい

ろな考え方をすること」で思考の柔軟性や視野を広げた見方で考えてみることに取り組んでいただく

ことにしました。前々回にお伝えしたリフレーミングを取り入れた考え方を用いてみようという試み

です。考えた思考への確信度や納得度の査定は今回はいったん横に置いてもらい、多様な考え方を出

して頂くことをテーマにしました。確信度や納得度の査定は 7 カラムにて扱うことにしました。

7 カラムに向けての練習ともいえるテーマになります。

皆さんリフレーミングの回でお渡ししたプリントとにらめっこしながら内容や状況へのリフレーミン

グにトライされていました。すでに 2~3固の適応的思考が記入されているかたでもさらに追加で新し

い考えの提示をされていました。

納得がいくいかないは置いておくということはお伝えしたので、いろいろな考え方を出すことに楽し

そうな方がいらっしゃる一方で、なかなか気持ちの切り替えができずに、アイデアに行き詰ってい

らっしゃる方もいらっしゃいましたので、グループシェアの時間も予定していました。

グループシェアでは、他者のフレームに触れることになり、自身の枠との比較や広がりを感じてい

らっしゃる方も見受けられました。そして、何より他の人と一緒に考える連帯感のようなものが生ま

れているいる様子が伺えました。ただ、アイデアに煮詰まると、グループごと沈んでいく様子も見受

けられ、職員が一丸となって浮上させに向かう場面もありました。

それでもシェアの時間が終わってみると、色々みんなで考えることを楽しまれたご様子や、目の前が

広がったのではと思われる表情をされている方が多くいらっしゃいました。

来週は、7 カラムに取り掛かりますが、やはりここでの山場は自身のとらえ方に「根拠」と「反証」

を見つけていくことではないでしょうか。

この項目の必要性と効果などを詳しく説明をして、ワークシートに取り掛かりやすいように進めてい

きたいと思います。

皆さん次回もよろしくお願いします。