今回は、新しいワークに取り組んでいただきました。まだまだ理論への理解が
進まない中、今回は提示された状況で、自身が何を考え、どう感じ、どんな
気持ちになったかをシチュエーションごとに書き出していただくというものでした。
前回の例文から「状況・認知・感情・身体反応・行動」に分類するものとの違いは、
我が事ととして捉え、自己洞察をしながら書き出していくことです。
自分を確実に捉えられるかがポイントになりますが、得意不得意が人それぞれに
あるようで、感情に思考が書かれていて、感情表現が苦手な方や一方考えが出にくい方、
また、体の感覚に意識が向かない方など、一人ひとりに特性が見られました。
ここでも、前回と同じで理論は理解できるが自分とつながらないことが見受けられ
ました。一方では、講義が 3 回目という方は理論と自分の日常とのすり合わせがよ
くなされていて、回数を重ねることが大事だと感じました。
また、時間の後半に認知の歪みについてお伝えしました。「心当たりがある人」と
の問いかけに、ほぼ全員が挙手されました。
次回は、認知の歪みの続きをやりながらご自身に照らし合わせることや日常での例
などについてシェアできればと思います。