今回から認知行動療法(CBT)のターン 2 がスタートしました。
時間の初めには前回までの交流分析の感想文を提出していただきました。
また、これから認知行動療法を学ぶにあたって、アンケートに答えて頂きました。
アンケートの内容は
・CBT のイメージについて
・CBT に何を期待するか
・日常の自身の心理的問題
・どう変化すれば問題と感じる事が軽減されるか
・受けるにあたっての自身の目標
等です。
2 回目の方も初めての方もいらっしゃる中で、あくまでもご自分のイメージとしてお答えいただ
きました。
アンケートのお答えとしまして、非常にご自身の日常に即したお答えの方とその逆にザクっとし
たお答えの方がいらっしゃいました。また、かなり概念的なお答えでまさにその方特有な表現の
方もいらっしゃり、それぞれにその人らしさがうかがい知れてとても興味深い物でした。
アンケートの後に CBT の序章のお話をしました。『集合時間が 10 時だとしたら、何時に待ち合
わせ場所に行きますか』という例文をイラストを交えて示しながら皆
さんにも考えて頂き全体シェアを頂きました。
『10 時集合』についてのそれぞれの認識についてのシェアになります。
これも個性豊かな設定が示されて、個々の違いを体感されたのではと思います。
認識(認知)は人それぞれという事が分かった所で、物事に対峙した時、どんな体験をしているの
か(=自身の中で何が起こっているのか)について、その体験を
『思考』『感情』『行動』に分けて頂くワークをしました。
思考と感情が交錯する方が幾人かいらっしゃる中、『体験を分けて考える事によって問題の(不快
な感情や不適切な行動)の出所を見つけ出し、そこに対処していく
事がこれから取り組んでいく事です』とお伝えしました。
これから、もう少し詳しい説明を加えながら、徐々にご理解を深めて頂ければと思
います。これから数か月の学びになります。皆さんよろしくお願いします。