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2019.12.15.(日)
» 自らの思考と向き合う事で見えてくる認知行動路療法(TODAY吉祥寺)

ビジネスマナー

今回は認知のゆがみの復習の後、思考記録表 6 カラムの手順について、お伝えしました。

複数回目の方もいらっしゃるので、ここで今一度カラム表を記入するコツと項目別に分ける

意味と効果についてお伝えして、実際にカラムの記入に取り掛かっていただきました。

まず手順として、「1状況を客観的に記入する」です。客観的とはなかなかわかりにくいこと

ですが、コツとして『いつ、どこで、誰と、誰が、何を、どうした、そして他にはどんなこ

とが起こっていたか』の順に記入していくことで客観性が意識できることをお伝えしまし

た。

そして、出来事を客観的に言語化(記述・人に説明する)できることが感情や自分の考えと

自分自身を切り離す一つの手立てであることが1状況を記入することの効果であることを

ご説明しました。

いつも思うに、ここが出発点です。自信の思考や感情と向き合うには事実とそれら私的体験

(自分だけの感情・思考)を切り離すことから始めなければ思考も感情も扱うことができない

からです。

初めての方々のサポートは、毎回ですがここを分けることに尽力することになります。そし

て、感情や思考を見つけ出せたなら、思考のゆがみについてみていく項目4認知のゆがみの

記入になります。

この項目はご自分の認知がどのゆがみの項目に当てはまるのかを、資料を参考に見つけ出し

て記入するのですが、まだ一つ一つの項目の区別化がはっきりとは出来ていらっしゃらない

方が多く見受けられたため、

急遽、全員で区別のつかない項目同士についてディスカッションを行いました。

きちんと言語化して説明ができなくても、各々の各項目に抱くイメージをシェアすること

で、全体の理解が少しづつ進んだようでした。

中にはとてもいいアイデアが飛び出してきました。イメージを自由に話すこと(頭を柔らかく

使うこと)が楽しさといいアイデアを生み出していく、そしてそれが全体の共通理解へと繋

がっていく様子がとても感動的な時間でした。

皆さんのご協力があって、良い講義ができています。いつもありがとうございます。