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2019.05.27.Mon
» 実践的自己理解を高める為の認知行動療法(TODAY三鷹)

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前回までの思考記録表「6 カラム法」の進み具合が予定より良好でしたので、急遽

今回から思考記録表「7 カラム法」のワークに入りました。

まず、「6 カラム法」と「7 カラム法」の違いについてですが、「6 カラム法」では

『4認知のゆがみ』を記入する欄がありましたが、「7 カラム法」ではそれはなくなり、

『4根拠』と『5反証』を書く欄が加わりました。

1状況・2気分・3自動思考までは「6 カラム法」と同じですので、今回は『4根拠』と

『5反証』について詳しくお伝えしました。

4根拠とは3自動思考(=あなたのとらえ方)が正しいと証明できるエピソード・出来事を

過去や日常の体験や見たもの聞いたものの中から見つけていくものです。

私たちは、事実を正確にとらえているときと、先入観(=認知のゆがみなど)で物事をと

らえているときがあります。『根拠』は先入観に意識を向け事実を見つけ出し、あなたの

考えが正しいと証明するものです。

5反証とは3自動思考が間違っているという証拠になるエピソード・出来事を過去や日常

の体験や見たもの聞いたものの中から見つけていくものです。ニュースで見たことや、

人から頼られた・賞賛された・人より優れていたことなど、3自動思考のとらえ方とは

相反するものが反証です。

反証は、ついついスルーしてしまうほど小さな出来事で構いません。私たちの心癖に

「これっぽちなこと」と物事や、出来事や、自分自身に対して値引きしてとらえてしまう

傾向があります。それゆえに、反証はなかなか出づらいものになります。

今回も5反証で、ワークシートに記入する手が止まっていらっしゃる方が多く見受けられ

ました。

それでも、反証をより多く見つけていくことで、今まで目を向けていなかった物事や自身

の肯定的側面に気づくことや、視野が広がることが期待できます。

そして『6適応的思考』は 6 カラム法でもお伝えしたものですが、7 カラム法では『4根

拠』と『5反証』を照らし合わせ、「現実的に合理的に考えて言えることは何だろう」と

考えていきます。根拠も反証も実際の事柄を記入しているものなので、それらの事実を検

討することで、より客観性のあるそして、信憑性のある『6適応的思考』になります。

そうして考えられた『6適応的思考』は、実生活で使っていく際により強固なものとして

古い考えからの持ち替えが楽になります。(それでも大変ですが)

そして、日常で使っていくということは、少しずつでも古い考えを適応的思考に変えてい

くことで、適応的思考に実績を積んでいくことになります。

古い「考え方・とらえ方」は今まで私たちが生きてきた中で、強化されてきたものです。

人は思い込みを持ったら、それを強化し、証明していくといわれています。それは事実で

はなく、その思いこみに従って生きることは、自分自身の本当の人生を生きていない事と

同じだそうです。

次回も 7 カラム法につり組んでいきますが、思い込みにたくさん気づいて自分らしい人生

を探索するきっかけにしていただきたいです。