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2020.03.23.(月)
» 実践的なSSTトレーニング(TODAY三鷹)

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今週のSSTは「苦手な人、苦手な出来事にどのように対応するか」を練習しました。

皆さんの苦手な人や、こんな状況に立たされると苦手ということはどのようなものでしょ

うか。

例えば、「苦手な人」では威圧的な人、自分中心の言動が多い人、嫌みを言ってくる人など

が挙げられるかもしれません。

また、苦手な状況としては先週の練習でも行った先輩や上司からの指摘をうけることや、自

分で出来ると公言したことが結果的にできなくなり間違いを認めざるを得なくなった時など

があるかもしれません。

皆さんの状況を振り返って頂きながら、ご自身の短期目標に近づくにはどのようなことが

できていればよいかを考えて頂きました。

今週の1例をご紹介します。

外部実習先で毎日威圧的だな、と感じていた担当者に、教えられた実習内容をやり終えた

後確認を求めたところ、「ここはさっきこうやって、って説明したよね?なんで間違えた

の?」というフィードバックが帰ってきたときのことを取り上げられた練習者さんがいら

っしゃいました。ご自分では「教えられたとおりにやってこれでOK」と思われて確認を求

められたそうです。

実習中は「はい。申し訳ありません。すぐに直します」と言われたそうなのですが、心の

中ではその方に対して威圧感を感じられるイライラと自分の話も聞いてほしかったという

思いと、できたと思ったことが相手の目線ではできていなかったことへのイライラで、実

習に大きな影響を及ぼしていました。

そこで、どんな対応ができたらよかったか、をお伺いしてロールプレイで練習して頂くこ

ととなりました。

この方が、ご自分が「できていなかったですよ」と言われたことに対して素直に「そうだ

な」と思えなかった理由として、相手に対しての嫌悪感もあったのかもしれませんが、「

自分は教えられたことができているかどうか、ちゃんと確認した!」という確信があった

というのがありました。それを相手に伝えたかったという思いが強くでたから、というの

がお話をお伺いして分かってきました。

練習の後、改善のご提案として、どのようにすればより練習者さんも気持ちが伝えられ、相

手にも不快な印象なく感じて頂けるかグループで意見を出し合いました。

結果として、「覚えたやり方がもしかしたら間違っているかもしれないので、もう一度見

て頂いてもよろしいでしょうか。」という案を採用されました。

早速改善案を取り入れて練習をして頂きましたところ、最初の練習に比べて表情も柔らか

く伝えられており、印象が良かったというご意見を多くもらわれていました。

苦手な人との話などでは、意識していないと嫌そうな表情や声の調子や、感情的な言葉な

どで「あなたのこと苦手ですオーラ」が出ていることがあると思います。

特に実習生として外部企業で自習を受けられる場合、こうした分かりやすい態度はマイナ

スの評価につながりやすいのではないかと思います。

そのような時、ぜひSSTでのスキル練習を思い出して頂き、こんな風にするといいかもし

れない、という実践を積み重ねて頂けたらと思います。

苦手な人や出来事に出くわすことは、見事希望の企業に就職されたとしても避けることが

難しい場合もあるかとも思います。

そうであるならば、ご自分の対応スキルをいくつか持っておいて、今のうちにストレスが

たまりにくい心の準備をして頂くことは、いつか役に立つのではないかと思います。