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2019.07.29.(月)
» 実践的な認知行動療法(TODAY三鷹)

吉祥寺

前回の振り返りからのスタートでした。ABCDE 理論と認知の図についてのおさらいでは、受講 3 回

目の方々から、久しぶりで忘れていたとの焦りの声や、山場ともいえるワークの振り返りではいかに

自身のフィルターで物事を見ているかが実体験としてわかったなどのご意見が出ました。

今回はそのワークとの関連で、例題をもとに認知の図を1環境・外界・状況・他者2認知3身体反応4感

情気分5行動の5領域にパッツリと分けていただくワークを2 問ほどご提供しました。例題自体はター

ン 1 とターン2で使用したものを再用いました。

今回は受講回数の多い方と少ない方をミックスしてのグループ分けをご提案しました。そのためかグ

ループ内の意見交換では初めての方々にもかなり深い理解が浸透したように見られました。また、

回数の多い方から出された質問により、更に詳しい詳しい説明の時間が持てるようになりました。

それらの質問は理論の理解が深まったことにより、出てきたものだと感じました。

一つに例題に出てくる認知について、1環境・外界・状況・他者をとらえた認知なのか別のものにか

かる認知なのかを分けることも必要であることをお伝えしました。

皆さんはややこしいとの感想を漏らしていらっしゃいましたが、この質問が出てくるということで

以前より明確に認知と事実を分けてとらえることができている事の証明になり、物事を 5 領域に分け

てみる癖付けができてきていることを感じました。

人は進歩する・成長する・その時は、自分では、気づかないかもしれないけれど。

このまま皆さんもそして私もご一緒にドンドン育っていきましょう。