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2019.09.13.Fri
» 実践的な認知行動療法(TODAY三鷹)

original (4)

今回から思考記録表の 6 カラムを個人個人で取り組んでいただきました。各々の進み具合に合わ

せて、一緒に考えながらワークシートの記入を進めていきました。

受講 3 回目となる方では、テーマにされた事象についての自動思考をスキーマ(絶対的信念)まで

落とし込んでいき、スキーマの持ち替えを試みて頂きました。そのための反証として、今現在の

自己評価についてや、今の状況が人生全体でどのような意味を持ち、あるいはこの先の何につな

がるかについてを書き出して頂くことをご提案しました。そのことでいつも事象の瞬間に捕らわ

れる自己イメージと比較してその違いを感じ取っていただけたらという意図からのご提案でた。

適応的な思考では、しっかりと現在のご自分の姿勢や取り組みを認めて鼓舞される内容が書かれ

ていました。それはとても役に立つ思考の持ち替えなのですが、ただ、3 回目の受講ということ

もあり、もう少し根っこの部分からの変容にトライしていただけたらと願っていました。という

のも、自己イメージごとの変容がないと事象ごとに一旦はショックやストレス、傷を受けること

になり、適応的思考は傷薬的な効果はもたらしても、心はストレスレスや傷つかない・不安のな

い状態にはならないからです。

目指すのは、そういう状態に少しでも近づくことかもしれません。

一方で、初心者の方もいらっしゃいまして、なかなか扱った状況とご自分を引き離すことが難し

いご様子でした。

何度も丁寧に自動思考について詳しく把握するためにご質問をさせて頂き、その方の持つ価値観

に気づいていただくサポートをしました。

どうしても「その考えは自分特有のもの」という感覚を持ちにくいのが初めての方にみられる特

徴です。

その価値観が「自分特有」と思えない限りれフレーミングは難しく、さらにはストレスも軽減し

にくいことと思います。また、もう一つに適応的思考には振り返っての「こうしたらよかった・

こうだったからまだまし」という解決思考やすり替えが見られるのも初心者ならではの展開で

す。

こちらからの「自動思考には自分特有の価値観が表れて、それがストレスをもたらすので、その

価値観を緩めたり、枠を広げたり、中間的に考えたりしていくことがストレス軽減につながりま

す。」という説明に、「絶対無理!どうしたらいいですか?!」との叫びにも似た訴えが。大体の人

はそんな気持ちになります。お気持ちよくわかります。ですので、一言「頑張りましょう!」と

ガッツポーズで応戦しました。

ゆっくりと一緒に取り組んでいきましょう。頑張らなくとも、ホントはいいので。これからもよ

ろしくお願いします。