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2019.11.11.(月)
» 実践的な活用できる認知行動療法カリキュラム(TODAY三鷹)

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今回は、前回のリフレーミングを活かして、新しいスキーマにトライしもらいました。

一限目は各自でワークシートの記入をしてもらい、2 限目からはグループで案を出し合うことで自身

の枠を他の人のフレームを使って広げていくことを目指しました。

もう一方で、認知療法は施術を受ける側に「認知機能という能力に問題がないこと」が必須条件にな

るということもあり、ワークを終えた方から順に理論の理解度を確認するための、記述式質問用シー

トを記入していただきました。全レジメを見ながらの記入もオッケーで、設問の順序もレジメに沿っ

てあり、一通りの講義に参加していれば誰でもこたえられるものです。

今までの総おさらいも兼ねています。ただし、自分の言葉で書いて下さいということを条件にさせて

頂きました。自分なりにどこまで理論を落とし込めているのか、上っ面の理解だとカラム法も下向き

矢印法もすぐに行き詰まってしまいます。これを機にご自身の理解度を確認していただければと思い

ます。

また、今回は新しい利用者様も参加され、集中レクチャーも合間をぬってになりましたが、させて頂

きました。2 限目からのグループワークにも参加していただき、例文のワークシートの答え合わせ

や、「自身の認知の存在に気づく」グループワークなどを体験していただきました。こちらから見

て、理論の理解がとても早く正確でワークシートもほぼほぼ正解されていたのですが、自身の認知の

存在に気づくワークを経て、ご本人様から「理屈ではわかっていて、人のことならよく見えるけれ

ど、自分のことだと、実際難しいそうです。」と、ご意見を述べられていました。

また、複数回体験の方からは「自分の認知にその場で、気づけることが多くなった」との頼もしいご

意見もいただきました。私的には、この CBT の講義を通して、「状況と自分を分けて見れる視点=俯

瞰できること、とその瞬間の自分に気づくこと=今ここの気づき」が身に付いていただけたらと願っ

ています。そして、講義の中でこのようなご意見を伺うたびに、私自身も生活の中でこのように取り

組みを続けていくことを更に改めて意識させて頂いています。今後も皆様と一緒により良い人生を

作っていきたいと思います。皆様、講義に取り組んでいただきありがとうございました。