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2019.07.11.Thu
» 自分のタイプを理解しながらトレーニングするSST

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本日のSSTは練習ではなく、中間の振り返りを行いました。

まずはそれぞれの長期目標(約半年後)と短期目標(約3か月後)に対して、どれくらい

達成できていると思うか、0~10で数値化して頂きました。

結果からいうと、多くの方がどちらの目標も1~5未満というご認識でした。

長期目標とは、SSTで行うような行動単位での目標ではなく、「就職先を決めていたい」

とか「人と緊張せずにコミュニケーションが取れるようになっていたい」というような一

見SSTとは関連のなさそうな目標で構いません。

短期目標とは、長期目標を達成するためにより具体的にした目標です。例えば長期目標に

「就職先を決めていたい」と設定した場合、「自分の不調に気づけるようになる」という

のが短期目標です。そして、不調に気づいたときに「どのような状態かを相手に伝える」

ことや「不調になりそうな前に誰かに相談をする」練習などをSTTで行っていくという流

れとなっています。

今回の皆さんの目標達成への進捗状況をお伺いしていると、「相手に自分の伝えたいこと

をまとめる」スキルが必要のように感じました。

今日は振り返りということで、このスキルを活かすために参考になる「アサーティブな伝

え方」についてお話ししました。

これは皆さんも「アサーション」という名前で耳にされたことがあるかもしれません。

「アサーションを行う」、「アサーティブであること」は自分のコミュニケーションの在

り方を3つの種類に分類したうちの考え方の1つです。

3つの種類には次のものがあります。

①アグレッシブタイプ ②パッシブタイプ ③アサーティブタイプ

アグレッシブタイプは自分の主張はしっかりするけれど、自分さえよければよいというよ

うな印象を受ける話し方です。従って人のことを考えた発言や人の意見に耳を貸すことが

苦手とされます。

パッシブタイプは人の意見を聞くということでは良いのですが、自分の意見を言わず、相

手の意見だけを尊重し、我慢をしたり自分はいいやと流れに任せるたりするだけのタイプ

だとされています。

3つ目のアサーティブタイプは、人の話も聞きそれを尊重しながらも自分の考えを述べる

タイプとされます。自分の意見も主張しますが、相手のことを考えた位置から話をすると

いうイメージです。

自分のことしか考えずに主張するアグレッシブなタイプでも周りとはうまくいかないでし

ょうし、自分のことは何も話さず相手の言うことを一方的に聞くパッシブなタイプでもス

トレスが溜まるかもしれません。強く剛健的でもなく、受け身的で消極的なばかりでもな

く、その中間をとった「アサーティブ」な在り方が自分と相手がwin-winになる、ほど良

いコミュニケーションが社会ではより関係がうまく保てると言われています。

SSTでも、スキルの練習をする際は、この「アサーティブ」な表現を目指すことが多くあ

ります。これまでの練習から、発言をすることに不安を覚える方いらっしゃるようですの

で、次回は自分と相手がwin-winの関係になる自分の考えをまとめるスキルを練習してい

きます。