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2019.08.12.Mon
» 皆さんと一緒に考えながら行うSSTトレーニング

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今週のSSTのテーマは大きく捉えて、「TODAYでの出来事や活動を身近な方に

伝える」とし、それぞれの日常場面に沿った練習を行いました。

今回は練習についてのお話ではなく、セッション中に出たご参加者の方からの

ご意見についてグループで話し合ったことがあるので、そちらについてのお話

です。

あるご参加者さんの練習の番になり、練習スキルを選定していく際に「不調に

なった時に中々連絡が出来ないので、最低限電話連絡をするようにしたい」と

いう話題が挙がりました。

その際に、「誰に」「そのような報告をするか」という話の中に、「不調でし

んどいのであるから、ここでどのように何を言うか練習をする云々ではなく、

電話をするだけで素晴らしいことである」というご意見が挙がりました。

確かに練習する「今この時」には不調ではないでしょうし、しっかりその時を

想定して冷静な思考ができるでしょう。本当に不調で苦しい時とは状況は雲泥

の差だと思います。

不調の時はしんどさや苦しさが先に立ってしまって、電話するだけで精一杯だ

と皆さん仰います。辛い状況を分かって欲しいし、電話をしたことだけでもあ

れこれ聞かずに了解して欲しいというご見解のようです。

皆さんが仰るように、苦しい時というのは、理解できるところもあるのです

が、このご意見に私と前企業の人事担当者だったもう一人の職員は違和感を覚

えました。

まずは、「不調になったら、誰かに代弁してもらうことなく、自分で心身の状

況を伝える必要がある」というのが企業の側(働く人としてのマナーとして)

の通念ではないかという見解を持ちました。

また、苦しい状況なので電話は手短かでも良いけれど、後に回復して出社した

際に、どのような状況だったのか、これからどのようにしていけばよいのか、

今後働く環境を見直す必要があるのかないのか、等を面談などで詳しく説明す

る必要が出てきます。そうした時に、「内容はどうあれ、苦しい状況を分かっ

て欲しく、そのことだけを伝えればよい」という考えであり続けるというの

は、いずれ、ご参加者の皆さんが就職をされた時にご勤務先で困ることがある

のではないか、と考えます。

その為にも、今の不調ではない時に不調の時を想定して、予め伝えるべきこと

を準備しておくのは一つの手立てとして有効ではないでしょうか。

本日は①ご自分の心身の状況を伝える。

②その日は休みが必要なのか、午前中は様子を見るのか、など働そう

かそうでないのかを伝える。

最低限こちらの2点の要件は伝えて頂くことをグループで確認し、

練習にも取り入れて頂きました。